Juiceverket
ヨゥスヴェルケット
2012-03-21
男前バーテンダーたちによるフレッシュフルーツたっぷりのノンアルコールカクテル・バー
『夜のクラブから昼の太陽の下へ』と今、ストックホルムで話題になっているのが、男前バーテンダー4人がオープンしたヘルシーなフレッシュジュース・バー、ヨゥスヴェルケット。
お店のオープンは去年2011年の8月。メンバーは現在大学で法律を学びつつお店を運営しているというニクラスを筆頭に、セバスチャン、クロース、そして俳優のアンドレアス。4人ともストックホルムの様々なバーやクラブで15年以上もキャリアを積んだベテランバーテンダーです。
今年3月、ストックホルム中心部にオープンしたばかりのハイセンスなショッピングモール、ムードストックホルム(MOOD Stockholm)。そこに念願の2号店がオープンするということで、この日はオープン前の2号店にて取材をさせていただきました。
一歩足を踏み入れると爽やかなフルーツの香りが広がる店内。そこにはバナナ、リンゴ、レモン、生姜、パイナップル、キウイ、パッションフルーツなど、様々なフルーツがお店いっぱいに並べられています。また、プロジェクターで壁に映し出されたメニューを眺めるだけで何を飲もうかとワクワクと気持ちが高まります。
ジュースのメニューはフレッシュフルーツを使った基本のミックスジュースBLEND、ヨーグルトやミューズリーが入ったスムージースタイルのSUMOS、フルーツジュースをスチームで温めたFLIPS。その他ミツバチの花粉、クコの実、プロテイン、アロエベラなどをプラスしてオリジナルのジュースのオーダーも可能。
まさに『ノンアルコールカクテル・バー』とでも言うべきヨゥスヴェルケット。そのコンセプトをニクラスが教えてくれました。
スウェーデンのカフェでは、ゆったりとした国民性のためかレジに長い列ができ、コーヒー1杯買うためにかなり待たされることもしばしばあります。そんなのんびりとしたカフェもいいけれど、お客さんがカウンターに来て、オーダーを受けたら目の前で素早くドリンクを作り、渡す。そんな「バーのクオリティとスピードでドリンクを提供したい。」と話すニクラスの横で、セバスチャンが慣れた手つきであっという間にジュースを作り、私たちに出してくれました。
彼らが作るジュースはどれも評判がいいそう。その中でもリンゴ、生姜、ラズベリー、アカシアはちみつをミックスしたBLENDのApple Fuzzが一番人気とのこと。「試作してておいしくないのができっちゃった、なんてことはないの?」というちょっと意地悪い質問にも「バーテンダーの経験が長いから、どのフルーツをミックスしたらどのような味になるか想像できる。だからそんな失敗はないよ。」と笑顔で自信たっぷりに答えてくれたニクラス。そんなニクラスの個人的なお気に入りはブルーベリー、ミューズリー、バナナ、バニラ、ヨーグルトをミックスしたCountry Morning Sumo。しっかりとした飲みごたえで忙しい日の朝食やランチにもぴったりだそうです。そして私たちのオススメは、リンゴ、生姜、シナモン、ナツメグ、バニラ、レモンを使ったホットジュースFlogging Molly。おいしいだけでなく、生姜やシナモンのスパイスが利いていて体の中から温まるドリンクです。
どれもたくさんの新鮮なフルーツを使い、またバーテンダーの経験から見事に計算し尽くされ、バランスの取れたとても美味しいジュースばかり。
そしてバーテンダー歴が長いだけあって、4人とも明るくフレンドリー。カウンターで話をしながら彼らのジュースを作る姿を見るのも、このお店の楽しみ方のひとつではないでしょうか。
※追記:基本情報にHornstull店を追加(2013.08.12)
Photo by Markus Karlsson Frost
プライス
BLEND Sサイズ 47クローナ
SUMOS Sサイズ 56クローナ
SHOOTERS 25クローナ
FLIPS 47クローナ
サンドイッチ 68クローナ〜
ストックホルムのスムルトロンステッレ by Juiceverket
セーデルマルム、Götgatanの始まり200mからBondegatanの始まりの部分
Boteco Da Silvania(ブラジル料理)
Günters korvar(ホットドッグスタンド)
※20117.03.26
営業時間、プライスを更新